東京都美術館の企画展、
印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵
Frontiers of Impressionism: Paintings from the Worcester Art Museum
に行ってきました!楽しかった~!
こういう絵と対話しながら、自分と対話する時間を持てるって最高の贅沢だと思います。。ありがと(?)
開催概要
公式サイト
会期 2024年1月27日(土)~ 4月7日(日)
休館日 月曜日、2月13日(火)
※ただし2月12日(月・休)、3月11日(月)、3月25日(月)は開室
開館時間 10時~18時(ただし11月17日(金)と12月8日(金)は20時まで)
会場 東京都美術館
概要
第1回印象派展から150周年を迎える2024年、印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会を開催します。 19世紀後半、大都市パリには国外からも多くの画家が集いました。パリで印象派に触れ、学んだ画家たちは、新しい絵画の表現手法を自国へ持ち帰ります。 本展は、西洋美術の伝統を覆した印象派の革新性とその広がり、とりわけアメリカ各地で展開した印象派の諸相に注目します。
アメリカ・ボストン近郊に位置するウスター美術館は、1898年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集してきました。このたび、ほとんどが初来日となる同館の印象派コレクションを中心に、日本でもよく知られるモネ、ルノワールなどフランスの印象派にくわえ、ドイツや北欧の作家、国際的に活動したサージェント、さらにはアメリカの印象派を代表するハッサムらの作品が一堂に会します。これまで日本で紹介される機会の少なかった、知られざるアメリカ印象派の魅力に触れていただく貴重な機会となります。
https://worcester2024.jp/highlight/
好きだと感じた作品
- 「花摘み、フランス式庭園にて」 チャイルド・ハッサム
- 「睡蓮」 クロード・モネ
- 「リンゴ園」 ジョゼフ・H・グリーンウッド
- 「コロンバス大通り、雨の日」 チャイルド・ハッサム
- 「グルフ・ジュアン」 ポール・シニャック
- 「森の池」 ジョージ・イネス
- 「ナタリー」 フランク・ウェストン・ベンソン
- 「ハーミット・クリーク・キャニオン」 デウィット・パーシャル
- 「落葉」 黒田清輝
公式のメインビジュアルになっている「花摘み、フランス式庭園にて」「睡蓮」が目を惹くのは、やっぱりって感じでした。もうね、色きれいだし、バランスもいいんですよ。。。
モネの睡蓮は淡くて、近くで見るのと遠くで見るのとでは印象が変わる。
近くで見ると筆の息づかいを感じ、色の混ざりけが違う様子が私には遊び心のように見えた。
遠くで見ると、睡蓮が池から浮き立っているように見え、前にある睡蓮と後ろにある睡蓮の距離感も感じられる。モネがそのとき、その場所で見た「睡蓮」を、100年以上経った今、見ることができている。
と、いろいろ言いつつも、睡蓮の色が好きなだけなのかも。。
睡蓮を彩る「緑色」が植物が通常示す「緑色」ではなく、光が当たり輝く「緑色」として表現されていることが、頭の中で睡蓮を再構成させる。
睡蓮とわたしの間にある空気が香る。
その体験を喜んでいるのかもしれない。
そしてノーマークだった「リンゴ園」が!すごいすき
作品の淡さ(雲、空、木、葉、花の色からくるもの)が刹那的な儚さを演出していて、引き寄せられる。
見たことないものに私たちは魅了されがちだけど、「どこか見たことあるもの」にも懐かしさを感じて、感情が動く。
メインがはっきりとしていないのもいいのかも。「空」「リンゴの木」「草原」が大体3等分で描かれていて、どれを注目してみるかで印象が変わる。
購入品
図録+ファイル+ポストカード×4つ+クッキー缶
いくらになるかな~って考えてないです。
スーパーとか行くと、「高いなこれ買うのやめとこ」ってなるくせに、こういうときはアホみたいに散財します。どうしたらいいんでしょう。
グッズが可愛すぎるのが悪い。
図録が割とコンパクトサイズなのが珍しい。そして表紙と裏表紙違うのも二度おいしい(?)
缶も最高です。モネのグッズって買っちゃうんだよな~~~
企画した人まんまとしてやったりって顔してるだろ
というわけで今日はここまで!